西日本駆け足神社めぐり旅(6)~赤岩神社~

赤岩神社。文字通り赤い岩が御神体の、磐座信仰そのままの形態を残す古い神社です。
熊野の神倉神社ほどではないですが、お約束の「長くて足場が狭くて急な石階段」もあります。

ここはちょっと怖かったです。何が怖いと具体的な言葉にはできないんだけど、薄暗くてあまり長居したくない感じでした。赤岩にいわゆる神様の気配も特に感じませんでした。位置的には大山と金田熊野神社の間にあり、居心地が良さそうなものですが、やはり実際に行ってみるまでわからないものですね。

このあたりには他にも釿守(ちょうのもり)神社など、ちらほらと気になる神社がありましたが、今回の旅は長距離を移動する駆け足神社めぐりなので、時間の関係でそれらはスルーして島根県へと向かうことにしました。

西日本駆け足神社めぐり旅(5)~金田熊野神社~

続いて訪れたのは、大山の西にある金田熊野神社。ここもまた車でしか行けないけっこうな山の中にあります。
金田川の支流がこの神社の脇を通っていて、水音が耳に心地よかった。この金田川にはホタルが多く生息していて、毎年5月下旬から6月上旬にかけてホタルの舞が見られるそうです。

境内全体に苔がむしており、雨のためか朝露かわかりませんがしっとりと濡れていました。
水が似合う、とても静かで美しい神社でした。

祭神は熊野権現。

僕がこの神社の存在を知ったのはこちらのブログの情報から。今の所、これがネット上では唯一の情報かな?
もしこの情報が無かったら、今回の旅でここに寄ることは無かったです。こうして共有してもらえるから僕は素晴らしい神社に行き着くことができる。ありがたいですね。ここからさらに山奥に入ったところに奥社があり、御神体であろう磐座もあるそう。きっと奥社も素晴らしい所だろうから、また涼しい季節にちゃんとした登山の服装をしてもう一度来たいですね。
この旅での「行きたい場所リスト」三番目に金田熊野神社奥社が加わりました。

ここのように、人があまり来ないどころか存在もほとんど知られていない神社のほうが、僕にとっては居心地が良い場合が多いです。三重県の熊野の花窟神社のように、人が多くても居心地が良いと感じる例外もありますけどね。
つまり単純に物理的に人がいないから居心地が良いわけではないのです。

賣沼神社も僕が参拝中には誰も来なかったけど、あちらは逆に(僕にとっては)居心地が良いとは言えませんでした。賣沼神社は恋愛成就スポットとして全国的に知られている神社です。願い事は、ある意味で人の欲の顕現であり、賣沼神社もその色に染まっている。金田熊野神社は湧き出たばかりの水のように透き通っている。強いて言葉にするならそのような違いを感じました。