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茶臼山に行ってきた(3)

巨石とカエル館を入り口とするその登山道。石で道が作られています。
道の左右には、入り口にあったものと同様、木々が巨石に根を張った森が広がっています。

この道を歩いているとき、なぜかこの空間だけは空気感がまったく違うように感じられました。カエル館の手前のキャンプ場は、ごく普通の森林という印象しかなかったが、ここはまるでどこかの神社の聖域であるかのように神秘的な雰囲気が漂っていました。逆にここが聖域などではない「ただの登山道」とされていることが奇妙に思えるくらいです。何が具体的に違うのかはうまく言葉にできませんが…。
このような苔の森なら割と全国そこら中にあります。たとえば長野県の白駒池周辺の森などが有名ですね。僕も一度、霧の漂う白駒池に行ったことがありますが、ここのような神秘的な印象は受けませんでした。だから、単純に苔の森が神秘的という話ではありません。
やはり茶臼山が国内有数のパワースポットと呼ばれるのにはそれなりの訳があるのかもしれない。

目を閉じてこの神秘的な感覚に浸っていた時、突然聞こえてきた「ピュー!」という音に我に返りました。おそらく野生の鹿の鳴き声です。茂みのむこうでガサゴソ音がして、動物が去っていく気配がしました。

この登山道の途中に、「ピリピリ苔石」という立て札がついた石がありました。大きさは1.5mくらい。
(写真を撮り忘れた)
この日最初に見つけた「ピリピリ丸石」は触ってもまったく何も感じなかったので、特に期待せず苔石に手をかざしてみました。

!!!
感じる・・・!
ピリピリというかジワジワ?極細の毛で手を内部からくすぐられているみたいな感じです。
これが果たしてプラセボ(思い込み)なのか、それとも実際になにか特別な性質がこの石にあるのか、それはわかりませんが、とても興味深い体験でした。
「丸石」には何も感じなかったのは何だったんだろ?

登山道を先に進むと、舗装された車道が登山道を横切っています。車道を超えて登山道をさらに先に進むと頂上に出ます。森の神秘的な印象はこの舗装路の手前くらいで終わっているように感じられました。山頂にはそれほど興味は無く、日が昇って暑くなってきたのもあってこの舗装路の先には進みませんでした。

10時にカエル館が開いたので入ってみることにしました。カエル自体には特別興味があるわけでもないので、展示物の印象ははっきり言うと薄いですw
なんとなく、古い小学校のような雰囲気が建物全体や展示物に漂っていたのは、館長がもともと学校の先生だったことも関係しているのでしょうか。

館内の一角に、「体温が上昇するスポット」なるものがあります。
ごめんなさい、ここの写真も撮り忘れたのですが、ネット上にはたくさんあるので気になる人は検索かけてください。
広さは畳一畳分くらいで、同時に体験できるのは二人が限度です。

もうね、ちょっと驚くレベルで入った瞬間からぽかぽか。体温計を持っていませんでしたが、明らかに体温が上昇していると自分でわかるくらいにはっきりと実感できました。磁気が通常よりちょっと強いくらいで体温が上がることはないので、これは磁気以外のなにかの物理的要因がピンポイントでこの場所にあるという事なんでしょうかね。しかし人間の思い込みの力というのはすごいので、これもプラセボである可能性もまだ否定はできません。さらなる研究が待たれます。

山根教授がこのぽかぽかスポットの事をブログに記しています。
今日こんなことが – 茶臼山カエル館のパワーを生体反応で確認

次回、いつ来るかわかりませんが、次回こそあの入り口にあったセーマン・ドーマンのことを忘れずに館長に聞いてきたいと思います。

というわけで、茶臼山の旅レポはこれで終わりますが、ここまでは前置きです(ぇ
僕が茶臼山絡みで本当に書きたかったことは、(1)の冒頭でも触れたように「中央構造線」に関することですので、次はそのことを書いていこうと思います。

古代出雲王朝の末裔が伝える歴史

西日本駆け足神社めぐり旅(8)~神魂神社~で、「謎の出雲帝国」という本と、そこに書かれた出雲王朝の末裔である富家の伝承を紹介しました。ただ先述のように、この本は読んでいてかなり違和感がありました。富氏の口伝のくだりだけは真に迫るものを感じたのですが、本のページの大部分を占める、著者の吉田氏の考察の部分に関しては腑に落ちませんでした。それはなんというか、理屈でなく僕の直感から生じる違和感なのですが。その違和感を払拭するべく、僕はまず「富氏本人はこの本に書かれた内容を認めているのだろうか?」という点から調べました。

その過程で、富當雄氏の息子で歴史研究家でもある斎木雲州という方がいることを知りました。斎木氏が語るところによれば、當雄氏はやはり「謎の出雲帝国」の内容に不満を持っていたそうです。そして斎木氏が「謎の出雲帝国」の誤りを正すべく2007年に出版した本があります。出雲と大和のあけぼのという本です。


出雲と大和のあけぼの―丹後風土記の世界

ですがすでに絶版となっていて、中古本は10万円近いプレミア価格。とても手が出ません。この本が置いてある図書館は探せば無いわけでもないですが、かなり遠い図書館なので借りることができません。僕はちゃんと手元においてゆっくり時間を気にせず読みたかったので、なんとかならないかさらに調べました。するとこの「出雲と大和のあけぼの」の内容をそのまままるごと再掲し、さらにあらたなページも追加されている本が昨年出版されていることがわかりました。出雲王国とヤマト政権 という本です。


出雲王国とヤマト政権―伝承の日本史

すぐさまこの本を取り寄せて購入しました。出版社が小さなところなので、この本もいつ絶版になってもおかしくありません。

淡々とした文体で、僕らが教わる歴史とはまったく違う驚愕の歴史が書かれているので不思議な感じがします。本の前半が斎木雲州氏による「出雲と大和のあけぼの」で、後半が富士林雅樹氏による追加のページですね。やはり読んでいて面白いと言うか「真に迫る感じ」があるのは前半の斎木雲州氏が書いた部分です。

たとえば「ユダヤ人の末裔が日本に来ていた」というオカルト界隈でよく聞く話も当たり前の出来事のように書かれています。と言うよりはむしろ、オカルト界隈で何十年も前から囁かれているその話の出どころこそ、この富家の伝承だったと考えるべきなのかもしれません。各地に土地の名前や神社の名前、文化としてその痕跡が残されている実例を数々挙げており、なかなかの説得力があります。いや、僕もこれまでブログに憶測でユダヤの話を書いてきていますが、出雲直系の子孫とされる斎木氏が本の中でそう断言されているのを目の当たりにすると、なにか感慨深いものがあります。

斎木氏が出版した本はこの他にもいくつかあるので全部読んで自分の中で消化した上で、このブログの情報も随時アップデートして行きたいと思います。